アワサンゴ、プラヌラ幼生の放出。

2023/09/30 山口県周防大島(地家室) 水温24℃(max26℃, min&avg24℃)

今年は水温が高く、弱ったアワサンゴが多い印象でした。しかし、その萎んだ体の中でも、プラヌラ幼生はしっかりと育っていたようです。

アワサンゴの体内に見える黄色い粒が、
アワサンゴの赤ちゃん、プラヌラ幼生なのですが、

形は、種子植物の種のよう。少し縮み気味のポリプの真ん中から、スーっと出てきました。

ぽろ、と外にこぼれます。

体長は、数ミリほど。心地良い着底場所を目指して、海の中を漂います。

ぷりっとお尻を覗かせたプラヌラ幼生は、

通常、あっという間に旅立って行きますが、

たまに、アワサンゴのマウスに引っ掛かって、30分以上出て来ない幼生もいます。

実は今日、周防大島の水族館の方々にお会いする機会があり、アワサンゴの疑問をいくつも解決して頂き、感謝の気持ちでいっぱい、興奮冷めやらずブログを書いているところなのですが・・・、

写真を整理しながら、もしかして、こういうなかなか出て来ない個体は逆子なのかもしれないなぁ、とも思いました。笑。また機会があればお聞きしてみたいです。

アワサンゴの生態は、人間の私からすると、摩訶不思議そのもの、とても興味をそそられます・・・。笑。

さて、ちょうど1週間前が、ピークといえばピークだったのかもしれませんが、
今年はプラヌラ幼生が中々放出されず、アワサンゴの体内に残ったまま死んだ個体もあったのではないか、と思います。


(死んで骨格だけになったアワサンゴ)

とは言え、新しい世代もちゃんと、育っています。
小さな小さな、着底したてのアワサンゴ達、下の写真は、もともとは何匹のプラヌラ幼生から成っていたのでしょうか・・・?

上に2匹、左に4匹、右に1匹??かな・・・???
細長かった形状のプラヌラが、どんなふうに発達して、花びらを咲かせるように育っていくのか、気になります・・・。

毎年、変わりゆく環境の中で、どのようにこの海が育っていくのか、
これからも観察を続けていきたいな、と思います^^

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山口県周防大島、
地家室海域ニホンアワサンゴ群生地スライドショーです💕

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