魚のあくび。

山口県周防大島 地家室海域公園 水温20℃

何枚も写真を撮っていると、時々、魚のあくびが写ることがあります。
いつか、あくびシリーズを作ってみたい・・・ひそやかな私の夢です・・・笑

キヌバリの仲間であるチャガラ。

そして、こちらは、キヌバリのあくびです。

婚姻色のニシキハゼも、そろそろ見納めの時期がやってきました。
こちらは、あくびではなく、驚かせてしまったので、口が開いています。

怖かったよね、ごめんなさい・・・。

瀬戸内の魚は、だいたいアースカラーだろういうのはかつての自分の思い込みで、本当は、温帯の海の中も、とても、彩り豊かであると、今は感じています。
青い稲妻のようなニシキハゼのほっぺ、大好きです。

ニジギンポの卵保護も、終盤に差し掛かってきました。

陸も肌寒くなってきましたが、少しずつ、海の中も冬の足音が聞こえてくるようです

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山口県周防大島、
地家室海域ニホンアワサンゴ群生地スライドショー💕

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ニジギンポの卵保護/夜光虫

山口県周防大島 地家室海域公園 水温23℃

今年は、ニジギンポの卵保護を多く観察することができ、嬉しいです。

ぷるぷるの黄色い卵が成長して、やがて目玉ができます。

卵を守るニジギンポの親の眼差しも・・・、

 

そのヒレ越しに見える卵も、綺麗だなぁ、と思います。

浅瀬では、夜光虫がたくさん発生していたので、撮れるがどうか、チャレンジしてみました。

夜光虫、おしりみたいでかわいいです・・・。笑

左上の黄色いプランクトンは、肉眼では赤い砂みたいに見えるのですが、今、たくさん発生しており、気になっています。

何というプランクトンか調査中です。

近年は、浅瀬の方にもアワサンゴが増えており、キヌバリとアワサンゴという組み合わせの写真も撮ることができますよ^^

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山口県周防大島、
地家室海域ニホンアワサンゴ群生地スライドショーです💕

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ニジギンポの抱卵 etc.

2021/09/25&26  周防大島&上関 水温23℃

立秋が過ぎ、少し秋らしくなってきました。
午前の体験ダイビング中にニジギンポの抱卵を見つけました。小さな粒々の卵に、目ができているのが見えます。

こちらをじっと見て、様子を伺っています。

たくさんの、産み付けられた卵を守っています。

貝殻の奥まった場所にあり、しっかりと近づかないと見えません。素晴らしい隠れ家ですね。

側ではナベカも岩の周りを飛び回っていて、黄色のヒレがパタパタと靡いていました。

ナベカは仕草が可愛くて、大好きです。見つける度に、ついつい、シャッターを切ってしまいます。

翌日は、プラヌラ幼生が気になっていたので、1本目はレモンの森に行きました。だいぶ、数が少なくなっているようでした。

帰り道、可愛いシラユキウミウシに出会ったので、少し道草を食ってしまいました。アワサンゴの方まで歩いて行ってくれないかな、と思ったけれど、だめでした。笑。

2本目は移動して、アマモとオヨギイソギンチャクを撮りに上関で潜ったのですが、あいにくの強風で、たくさんの砂が舞い上がっていました。

なんとか写真に写りそうな場所は、上空くらい。笑。
本当は、もっともっと、イソギンチャクがアマモにくっついている面白い光景を撮りたかった。またリベンジしようと思います^^

ニジギンポのハッチアウト

レモンの森 水温23.7度

60分以上、じっとしていても、そこまで寒さを感じない、
それくらいの水温になってきました。

暗闇の中、数匹がハッチアウトしていきました。

まだ黄身の残った卵が多いです。

いつハッチアウトするかな・・・。

ニジギンポのハッチアウト

父親の胸ビレと卵が綺麗だな。
そう思ってファインダーを覗いていたら、
一匹、ハッチアウトしました!

見ているうちにハッチしたのは、結局その一匹だけでした。

歯並びが綺麗なニジギンポの父親・・・。

それにしても、卵に降りかかる親のヒレは、美しいです。

父親のお腹と、腹ビレと、卵。

尾ビレと卵。

胸ビレと卵。

 

温帯種のヒレの色は、濃い色ではありません。
メタリックで、しかし、柔らかさのある色彩です。

 

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