死滅回遊魚の季節…ソラスズメダイ、キンチャクダイの幼魚、ミノカサゴ。

山口県周防大島 水温21℃

私がダイビングを始めてから、そして、この周防大島の海を潜り始めてから、あと一ヶ月で、7年になります。

ほぼ毎週末、潜っているのですが、この海で初めて、ソラスズメダイに出会いました!

たった1匹だけ、

普段、見慣れていない、カラフルなカラーのお魚です!(笑)

死滅回遊魚ですので、潮流に紛れてやって来た後は
冬を越えられずに死んでしまう可能性が高く、

そういう意味では、切ない気持ちになります。

背後にアワサンゴのある、この場所が気に入ったようで、何日も同じ場所に留まっています。

ここではお馴染みの灰色のスズメダイと一緒にいる姿を見ると、
とても不思議な感じがします。

すぐそばには、同じ死滅回遊魚の、キンチャクダイの幼魚がいました。

こちらは、冬の風物詩、毎年ここに何匹か漂流してくるので、
いつも楽しみに待っています。

すばしっこくて、すぐにアワサンゴや岩の影に隠れてしまい、思わぬ場所から、また出てきたりします。

そして、今日、同じく死滅回遊魚のミノカサゴもいました。
こちらも、私は初めてここで見ました。

ミノカサゴにとってはこの水温は寒いのだと思われます。
とても弱々しく飛び立って行ったので、追いかける気には、なれませんでした。

帰り道には、体がまだ透けているキヌバリの幼魚がたくさんいました。

そして、繁殖期が終わり、ズタボロのキヌバリの父親。

婚姻色の、ごんぶと、巨大、ニシキハゼ(30センチくらい)。

お腹がパンパンのニジギンポ。

コウイカ

最近、日増しに距離が近い、コブダイ

一休み中のカサゴ

小さなイトヒキハゼ

素晴らしい家に住んでいるコケギンポ。

今だけの、旬な生物もたくさんいます!
ぜひ遊びにいらしてくださいね^^

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プラヌラ幼生尽くし・・・!

2022/10/8 水温23℃  山口県周防大島

前回潜った時に、今年はプラヌラ幼生が少ないのかな、と心配しましたが、
例年よりやや時期が遅れたものの、結果的には、今年もたくさんのプラヌラ幼生を観察することができて、ホッとしました。

アワサンゴの茎のように見える部分の中に、みっちりと黄色い幼生が詰まっています。

アワサンゴのポリプの真ん中から、スイーっと、旅立って行きます。

アワサンゴはゆらゆらと揺れるので、プラヌラ幼生の飛び出し方を予測するのは、ちょっと難しいかもしれません。

アワサンゴの中にいる時は、鮮やかな黄色に見えるのですが、

飛び出した後は、肌色に見えるのが不思議です。

この日はたくさんの幼生が放出されていたのですが、
そこらじゅうの岩肌や、ホヤの表面などに、たくさんのプラヌラ幼生が引っ付いていました。

こんなに密集している光景は、初めて見たのでびっくりしました。

珍しい二股のプラヌラ幼生もいました。

着底すると、アワサンゴの形へと、少しずつ姿が変化して行くのでしょうか、

先が伸びた形や、丸に近い形など、発達段階が違うのか、色んな形の幼生がいて面白いです。

アワサンゴの形になったばかりかな、というような、数ミリサイズの赤ちゃんアワサンゴも至る所に見受けられます。

とはいえ、1ミリ、2ミリくらい・・・
とても小さいので目が慣れないとなかなか見えてきません。

気づかずに潰してしまいそうなほど小さくて、
写真に撮ってカメラの画面で拡大して、ようやく確認できる、という大きさのものもたくさんあります。

少し育ったアワサンゴも、透明感があって綺麗ですね。

そろそろ終盤かと思われますが、

今年は、思ったよりも長い期間、プラヌラ幼生のいるアワサンゴの森を、楽しむことができました。

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秋らしくなってきた海です。
今日は、他にもたくさん、元気な生物達に会いました。


(婚姻色のキヌバリのオス)


(貝を捕食中のホシササノハベラのメス)


(婚姻色のニシキハゼのオス)


(24本のアワサンゴ(通常は、ポリプから伸びる触手のような部分は12本と言われています))


(アナハゼのオス)


(ホシノハゼ)


(一休み中のニシキハゼ)


(イトヒキハゼ)


(イトヒキハゼと共生するテッポウエビ)

潜りやすい気温・水温の時期です。
皆様、是非いらしてくださいね^^

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プラヌラ幼生の旅立ち/アワサンゴ

2022/09/10 山口県周防大島 地家室/水温23℃

今日のアワサンゴの森では、可愛いタコが穴の中で一休み中でした。

2週間ぶりの海、そろそろ、アワサンゴのプラヌラ幼生がたくさんいるはず、とワクワクしながら向かったのですが、予想に反して、あんまりいないなぁ・・・というのが最初の感想でした。

曇り空だったのでポリプも縮み気味で、黄色いプラヌラ幼生を見つけても、一株の中に一粒、二粒といった程度です。見渡しながら群生地をざっと泳いでみましたが、少ないな、という印象は変わりませんでした。

一方で、死んで白骨化したアワサンゴの骸の数は増加したように感じられます。プラヌラ幼生を産む前に白骨化してしまったのだとしたら、今年はちょっと、海の中は例年と様子が違うのかもしれません・・・。

諦めて、群生地から波打ち際のエキジット場所へと戻る途中、
砂地にポツポツと岩が転がっているような場所に、ころん、ころん、と、アワサンゴが生えていました。寄生したヒトエカンザシゴカイが綺麗でした。

その時、視界の隅っこに見えたアワサンゴが黄色っぽいように一瞬思えたので、あら? と、顔を近づけてよく見ると、今日見た株の中で一番、プラヌラ幼生を宿していました。

アワサンゴの体内で、スイスイと活発に動くプラヌラ幼生をじっと見つつ、
プラヌラっていつもこんなに動いていてたかなぁ、と考えていたら、

スイッ、と、側のポリプから、幼生が旅立っていきました。

ポリプの真ん中から旅立つ前の、ちょっとだけ外に出たプラヌラは、
真珠みたいだなぁ、といつも思います。

飛び出る時の潮流によって、ピュッと一瞬で飛び出てくるように見える時もあるし、ころん、と果実がもげるように出てくる時もあります。

この、ゴマみたいに小さな生物の中に、育ちゆくための数多の情報が詰め込まれているんだろうな・・・と想像すると、それだけで面白いというか、可愛く思えてくるのが不思議です。毎年観察しますが、可愛いな、と思っています。本当ですよ。笑。

住みやすい着底場所が見つかるといいな、と思います。

砂地の帰り道には、イトヒキハゼがいて、もう少し近寄って写真を撮りたかったけれど、警戒されてしまい、すぐに巣穴に入ってしまいました。

ホシノハゼは、横から見ると、紫のラインがとても綺麗よね、と思いながら、通りすがりにシャッターを切りました。

キヌバリの婚姻色を見つけると、夏から秋に移りゆく季節の気配を感じます。

横からよりも、意外に真正面からの方が寄りやすいのは何故なんだろうか、と
時々不思議に思います。

ホンベラの幼魚は、背鰭の青い目玉模様がとても綺麗でした。

そして、最近増えたなぁ、と思う、オヨギイソギンチャク。

今日は、泳いでいる姿を初めて見ました。
左の海藻、ホンダワラにくっつくのかな、と思っていると、

体を伸び縮みさせて、横に泳ぎました。

最後は、手足をぐーんと伸ばして静止すると、
パラシュートのように、ゆっくり下へと落ちて行きました。

私より器用かもしれないな、と感心しました。笑。

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アワサンゴの生殖腺!ホソエガサ、カギケノリの胞子etc.

2022/8/6 周防大島 水温22℃

アワサンゴの根元に、不思議な黄色い、筋のような線がたくさん・・・!!

何だろうと思い、いつもお世話になっているなぎさ水族館さんに問い合わせてみると、アワサンゴの「生殖腺」だということが、分かりました!

アワサンゴの根元は見えづらいのですが、
よく見てみると、たくさんの生殖腺が発達しているのが、肉眼でも分かります。

くるくる曲がっていたり、粒が連なったように見える状態であったり、
いくつかの段階が観察できました。

もうしばらくすれば、これがプラヌラ幼生となり、秋の海に新たな命が放生されることとなるのでしょう。

プラヌラ幼生ができる前段階のアワサンゴ、今時期だけですので、是非たくさんの方に見ていただきたいなぁ、と思います^^

このアワサンゴの株を上から見ると、一粒、黄色いプラヌラ幼生を観察することができました。

ミスタードーナッツで売っているゴールデンチョコレートドーナツの表面についている・・・黄色い粒々の砂糖みたいな・・・分かる方いるかなぁ?笑。2022年、初観測のプラヌラ幼生です!

プラヌラ幼生がもういるんだ!そういう目で見てみると、この他に数個、同じ株の中に見つけることができました。この広大なアワサンゴの群生地ですから、他のアワサンゴの株も、幼生が宿り始めているのではないかな、と思います^^

さて、今、周防大島の海中では、アワサンゴだけでなく、絶滅危惧種のホソエガサも、新しい命を育む時期がやってきています。

マスカット色の、極小の粒々胞子が傘の中にびっしりと詰まっています。

砂地でたくさんの泥をかぶりながらも、
上を向いて・・・

たくさんの胞子を飛ばして、これからも周防大島の海を賑わせてくれたらなぁ、と思います。

胞子と言えば、ピンクが可愛いカギケノリも、
丸い胞子を蓄えています。

色も形も可愛いくて・・・、

この日は、ピンクのクロヘリアメフラシもそばにいました。

帰り道では、ニジギンポに出会いました。
そろそろ産卵の時期がやってくるのかな・・・。
とても楽しみです。

ジョーフィッシュの求愛行動。

2022/7/24  周防大島 水温21℃

まだ薄暗い、早朝の海底です。
ジョーフィッシュのオスが、見たことないほどほっぺたを膨らませて、ただならぬ様子でした。

すると、次の瞬間、巣穴から体を伸び上がらせて大ジャンプ。

尻尾から巣穴に戻る時も、顎が外れそうなほど口を開けています。

シルト質の泥地の巣穴から、バサ、バサ、と垂直に飛び出すので、
その度に白灰色の砂埃が舞い上がり、さながら小さな怪獣のようです。

ハッチアウトの時とは違い、飛び出す時の体の向きは一定ではないようです。
正面向きに飛び出た時は、一体何が写真に写ってしまったのかと・・・笑

奇想天外な姿に、びっくりさせられました。

このジョーフィッシュのオスの巣穴の周りには、複数のメスの巣穴がありますが、どのメスに求愛しているのかな、と考えてしまいますよね。

大きく開いた口を正面から見せたいのか、エメラルドグリーンの婚姻色が出た体側面を横から見せたいのか・・・。どうなんでしょう。どっちもかな?

思ったより高いジャンプ、そして思ったよりは滞空時間があります。
一拍ずれたかなというシャッターの切り方でも、まだジョーフィッシュの体がしっかりと、写真に写っていたりします。捕食の時の飛び出し方とは、明らかに違うんですよね。

小さな魚の、大迫力の舞台はとても見応えがあり、とっても感動的しました。

普段はとても可愛らしい、愛嬌のある魚なのですが、真夏の早朝に、砂を吐くような勢いで空に向かって飛び出していたとは・・・笑。
6年くらい、この魚の住むビーチを潜っていますが、まだまだ知らないことだらけだなぁ、と思いました。

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昼間の海も、生物の活性が上がり、夏らしくなってきました。
皆様のお越しをお待ちしております^^

アミメハギの卵保護、ハッチアウト。

2022/07/17,18,23 山口県周防大島、水温20℃→21℃

アワサンゴの森に向かう途中、至る所にアミメハギがいるのですが、
今の時期は、多くの個体が卵保護しています。

お母さんアミメハギが、甲斐甲斐しく卵のお世話をしています。

個体差はあるかもしれませんが、そーっと観察していると、
何度も卵にキスする姿を見ることができます。

卵に付いたゴミを取ったりしているのでしょうか。
とても可愛らしいです。

↓は、前日撮影した同じ卵ですが、この時はまだ、翡翠のような色をしていて、しかも透明感がありました。

それが、次の日には あっという間に黒っぽくなっていました。
おそらく夜にはハッチアウトするのではないかと思われました。

しかしこの日はナイトダイビングに行けず、↑の卵の観察はこれまで・・・。

さて、その一週間後にナイトダイビングをする時間があったので、熟れ時の卵はあるかなぁと、日没後にエントリーして探してみると、先週と同じくらい熟れている卵を見つけました。

辺りが暗くなりかけてしばらくすると、お母さんアミメハギのヒレの動きに合わせるように、稚魚が1匹ハッチアウトしていきました。

最初の1匹がハッチアウトした後は、パラ、パラ、パラ、と・・・、

糸のようなキラキラしたものが、飛び立っていくのが見えました。

とっても感動しました。

先週あたりから、卵をたくさん見かけるので、いつまで産卵が続くのか、これからも観察してみようと思います!



生物達がソワソワとしていて、
夏がやってきたなぁ、と実感しています。
皆様のお越しをお待ちしております💕

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✨瀬戸内アワサンゴの森✨スライドショー

周防大島、夏の海。

2022/07/02 山口県周防大島 水温18℃

生物が活性化してきて、夏らしい海になってきました。

海藻をもぐもぐと食べている、
クロヘリアメフラシに出会いました。

ウミウシやアメフラシは、目がとてもキュートです。

波に揉まれて、体が倒れそうになっても、もぐもぐ・・・

随分と長い間、食事をしていました。

喧嘩中のハオコゼの雄たち。睨み合って勝ったのはどっち・・・?

右のハオコゼを追い払い、ふーふーと頬を膨らませて、クールダウン中。今回の勝者は、左側の雄でした。

身重の雌のハオコゼもいました。
パンパンのお腹は、卵が透けて見えそうなほど膨れ上がっています。物憂げな表情が美しかったです。

チャガラは、なんだか痩せ細った個体が多かったですが、
腹びれが青く、綺麗です。

ホンベラの雄も鮮やかさを増してきて、縄張り争いに精を出していました。

アワサンゴはイタボヤに侵食されている個体がいくつかありました。

今の時期、時々見かけることがあります。

アメフラシの卵も、アワサンゴの周りなど、至る所に産み付けられています。

可愛いシラユキウミウシや・・・

いつも通りの、上を向いたメバル。

夏の風物詩、スズメダイの卵は孵化間近です。

卵保護をするスズメダイの雄は、親も子も、目がとても綺麗で、
何枚も撮ってしまいます。




透明度の下がる、瀬戸内の夏の海ですが、
生物の観察が、一番楽しい季節だと思います!

ジョーフィッシュのハッチアウト

2022/7/4 周防大島 水温19℃

日没後の海底にて・・・

ジョーフィッシュのハッチアウトが始まりました。
顎から溢れそうなほどのたくさんの卵塊です。

いつもは臆病な魚なのですが、
ハッチアウトの時は、少しでも遠くへ稚魚を飛ばそうと、
体を巣穴から乗り出して、一生懸命です。

潮流の関係なのか、いつも同じ方向にハッチアウトさせているようです。

私自身が久しぶりのジョーフィッシュの撮影だったので、
いつもより、気持ち、離れた位置で、斜め後ろから、息をひそめて観察しました。

私たちがレギュレーターで呼吸する音は、多分、魚にとっては未知の、びっくりするような音なんだろうなぁ、と、思います。


(振り返って辺りを伺うジョーフィッシュ)

孵化という、センシティブで貴重なシーンを見せてくれた、このジョー君に心から感謝です。

はらり、はらりとハッチアウトさせていく、瀬戸内の小さなジョー。
なかなかタイミングが合わず、数年ぶりにハッチアウトを観察したのですが、何度見ても感動的なシーンだなぁ、と思いました。ぜひ皆様に、ご覧いただきたいです。

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✨瀬戸内アワサンゴの森✨
スライドショー


↑アワサンゴと時々コブダイ ワイド撮影✨

↑ゴマフビロードウミウシとアワサンゴ マクロ撮影✨

アワサンゴの撮影のイメージ作りに、是非ご覧くださいませ✨

スズメダイの卵保護

2022/6/19 周防大島 水温17℃

俄に、海の中が夏めいてきました。
生物たちが活性化してきて、スズメダイは先日の大潮で、産卵していました。

卵保護をしている父親スズメダイは、卵のお世話で大忙しです。

新鮮な海水を、胸ビレを使って卵に当てたり、

口を使って、卵に付着しそうなゴミを取り除いたり・・・

綺麗な卵は、親スズメダイの、そんな努力の証なのかもしれません。

目が出てきたので、孵化まで、あと数日でしょうか。

ヒメギンポのオスも、綺麗な婚姻色を出して、活発に動き回っていました。

メスの周りをくるくる回って、求愛中のようです。

白化のアワサンゴは数が少なくなりつつあり、

もう少しで本来の色を取り戻しそうな、薄い緑色のアワサンゴを見ると、
水温が上がってきたんだなぁ、と感じられます。

マトウダイも、今年はお初でした。

ウミウシの卵も、そこら中に産みつけられています。

ヒラムシやウミウシたちは、
何だか皆んな、大きくなってきた・・・というか、丸々と肥えてきたなぁ、という印象です。


上を見つめる大きなカサゴも、たくさん見かけました。

久しぶりにマクロのカメラを持って、アワサンゴの森を潜りましたが、
とても気持ちの良い一日となりました^^

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The Story of Setouchi
YOU TUBE版
写真撮影のイメージ作りに、ぜひご活用くださいませ^^

👇アワサンゴ群生地 スライドショー(ワイド撮影)

👇アワサンゴとウミウシ スライドショー(マクロ撮影)

年に一回、5月に透明度が良くなる日。

2022/05/29 水温15℃

浮遊性のホヤの仲間、サルパが、腕に絡まるほど大量発生したのが、ちょうど先週。
その一週間後、ワイドを持って海に入りましたが、残念ながら(?)大量のサルパはいなくなっていました。

例年は、その一大イベントはたいてい5月のGWごろで、サルパが浮遊物を食べてくれるので、一時的に透明度が抜群に良くなります。

サルパ撮りたかったな・・・また来年の楽しみです。笑。

大量発生から一週間ですが、まだまだ、海は浮遊物が少なく綺麗で、透明度は良好です。

考え事をしながら写真を撮る私の周りを、コブダイが、ウロウロしています・・・笑。上に下に横に・・・ワイドのレンズを通して見ると遠くにいるように錯覚するのですが、実際は触れるような距離なので、時々、その目の美しさにびっくりします。

私はいつも、透明度が良い時の瀬戸内の底って、海というより、川っぽいな、と感じています。

黒潮があたる太平洋などの「青さ」というよりは、透明な「水」、という印象を受けるからかもしれません。

アワサンゴの緑色も、山や森みたいに見えて、あんまり、海を潜ったー!という感じではないんですよね。ここならではの、不思議な感覚です・・・。

実際、瀬戸内海は、中四国山脈から流れる川の水の影響を受けているそうで、
塩分濃度も他の海よりは低いので、川っぽい、山っぽい、というのは、あながち間違ったイメージではないのかもしれません。

水温は、底をついた3月から、次第に上がってきていますが、まだまだ褐虫藻に逃げられた、白っぽいアワサンゴも多く、寒いのだなぁ、という印象です。

産卵期が近いのか、オスのコブダイはパトロールが忙しそうで、フィンで蹴ってしまいそうな距離まで近づいてきます。

さて、今日は漁の網なども入っていたので、撮れるアングルがちょっと限られていて・・・笑。今時期のコブダイは、またリベンジしたいなぁ、と思います。

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The Story of SetouchiのYOU TUBE版はこちらです💕


↑アワサンゴ群生地(ワイド)

↑ゴマフビロードウミウシとアワサンゴ(マクロ)