スズメダイの卵保護

2023/07/04 水温18℃ 地下室海域公園/レモンの森

日が長くなるこの時期は、スズメダイの産卵の季節です。

赤い卵や黄色い卵はとても綺麗です。

新鮮な水を卵に送るため、スズメダイの親は忙しそうにヒレを動かします。

口を使って、卵の汚れを取り除いたりもします。

普通種のスズメダイですが、美しいなぁと思います。

ジョーフィッシュも活発に捕食活動をしています。

とはいえ、一瞬で巣穴に戻ってしまうので、
なかなか撮影は、ままなりません。笑。

浅瀬には珍しく、コブダイがいたり、

この時期ならではの、マトウダイにも出会いました。

初夏から盛夏にかけて、アワサンゴの森では、
白化しかけた個体や、

イタボヤに侵食されている個体など、自然ならではのアワサンゴの姿を観察することができます。

みなさま、ぜひ遊びにきてくださいね^^

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山口県周防大島、
地家室海域ニホンアワサンゴ群生地スライドショー💕

周防大島、夏の海。

2022/07/02 山口県周防大島 水温18℃

生物が活性化してきて、夏らしい海になってきました。

海藻をもぐもぐと食べている、
クロヘリアメフラシに出会いました。

ウミウシやアメフラシは、目がとてもキュートです。

波に揉まれて、体が倒れそうになっても、もぐもぐ・・・

随分と長い間、食事をしていました。

喧嘩中のハオコゼの雄たち。睨み合って勝ったのはどっち・・・?

右のハオコゼを追い払い、ふーふーと頬を膨らませて、クールダウン中。今回の勝者は、左側の雄でした。

身重の雌のハオコゼもいました。
パンパンのお腹は、卵が透けて見えそうなほど膨れ上がっています。物憂げな表情が美しかったです。

チャガラは、なんだか痩せ細った個体が多かったですが、
腹びれが青く、綺麗です。

ホンベラの雄も鮮やかさを増してきて、縄張り争いに精を出していました。

アワサンゴはイタボヤに侵食されている個体がいくつかありました。

今の時期、時々見かけることがあります。

アメフラシの卵も、アワサンゴの周りなど、至る所に産み付けられています。

可愛いシラユキウミウシや・・・

いつも通りの、上を向いたメバル。

夏の風物詩、スズメダイの卵は孵化間近です。

卵保護をするスズメダイの雄は、親も子も、目がとても綺麗で、
何枚も撮ってしまいます。




透明度の下がる、瀬戸内の夏の海ですが、
生物の観察が、一番楽しい季節だと思います!

スズメダイの卵保護

2022/6/19 周防大島 水温17℃

俄に、海の中が夏めいてきました。
生物たちが活性化してきて、スズメダイは先日の大潮で、産卵していました。

卵保護をしている父親スズメダイは、卵のお世話で大忙しです。

新鮮な海水を、胸ビレを使って卵に当てたり、

口を使って、卵に付着しそうなゴミを取り除いたり・・・

綺麗な卵は、親スズメダイの、そんな努力の証なのかもしれません。

目が出てきたので、孵化まで、あと数日でしょうか。

ヒメギンポのオスも、綺麗な婚姻色を出して、活発に動き回っていました。

メスの周りをくるくる回って、求愛中のようです。

白化のアワサンゴは数が少なくなりつつあり、

もう少しで本来の色を取り戻しそうな、薄い緑色のアワサンゴを見ると、
水温が上がってきたんだなぁ、と感じられます。

マトウダイも、今年はお初でした。

ウミウシの卵も、そこら中に産みつけられています。

ヒラムシやウミウシたちは、
何だか皆んな、大きくなってきた・・・というか、丸々と肥えてきたなぁ、という印象です。


上を見つめる大きなカサゴも、たくさん見かけました。

久しぶりにマクロのカメラを持って、アワサンゴの森を潜りましたが、
とても気持ちの良い一日となりました^^

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The Story of Setouchi
YOU TUBE版
写真撮影のイメージ作りに、ぜひご活用くださいませ^^

👇アワサンゴ群生地 スライドショー(ワイド撮影)

👇アワサンゴとウミウシ スライドショー(マクロ撮影)

スズメダイの卵保護

2020/9/20 レモンの森

婚姻色のスズメダイ。
綺麗な紫と黄色です。

新鮮な水を卵に吹きかけて、
お世話をしています。

胸ビレと卵。
ヒレを使うことでも、
卵を清潔に保っているようです。

スズメダイの動きは結構早いので、
カメラに虹色のように映ることもあります。

元気に育ちますように!

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