ホソエガサに魅せられて。

2023/08/12 山口県周防大島 水温23℃

台風が過ぎ去った後、とても気になっていたのは、ホソエガサです。

カイワレ大根みたいに、ひょろひょろで儚いので、砂に埋もれたり、ひっくり返っていないか、とても心配だったのですが・・・、

緑色の美しい胞子となって、同じ場所に生えているのを見つけました。
とても嬉しかったです^^

胞子の粒々は、よく見ると、それぞれ大きさが違うようです。

不思議な形の生物だな、と思います。

くっついているヒドロ虫が増えているような気もしましたが・・・、

それもまた面白く、いろいろな撮り方を試してみたくなります。

ライトの当て方、ライトの種類、色々試行錯誤中です。
また撮りに行きたいです^^

 

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山口県周防大島、
地家室海域ニホンアワサンゴ群生地スライドショーです💕

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アワサンゴの生殖腺!ホソエガサ、カギケノリの胞子etc.

2022/8/6 周防大島 水温22℃

アワサンゴの根元に、不思議な黄色い、筋のような線がたくさん・・・!!

何だろうと思い、いつもお世話になっているなぎさ水族館さんに問い合わせてみると、アワサンゴの「生殖腺」だということが、分かりました!

アワサンゴの根元は見えづらいのですが、
よく見てみると、たくさんの生殖腺が発達しているのが、肉眼でも分かります。

くるくる曲がっていたり、粒が連なったように見える状態であったり、
いくつかの段階が観察できました。

もうしばらくすれば、これがプラヌラ幼生となり、秋の海に新たな命が放生されることとなるのでしょう。

プラヌラ幼生ができる前段階のアワサンゴ、今時期だけですので、是非たくさんの方に見ていただきたいなぁ、と思います^^

このアワサンゴの株を上から見ると、一粒、黄色いプラヌラ幼生を観察することができました。

ミスタードーナッツで売っているゴールデンチョコレートドーナツの表面についている・・・黄色い粒々の砂糖みたいな・・・分かる方いるかなぁ?笑。2022年、初観測のプラヌラ幼生です!

プラヌラ幼生がもういるんだ!そういう目で見てみると、この他に数個、同じ株の中に見つけることができました。この広大なアワサンゴの群生地ですから、他のアワサンゴの株も、幼生が宿り始めているのではないかな、と思います^^

さて、今、周防大島の海中では、アワサンゴだけでなく、絶滅危惧種のホソエガサも、新しい命を育む時期がやってきています。

マスカット色の、極小の粒々胞子が傘の中にびっしりと詰まっています。

砂地でたくさんの泥をかぶりながらも、
上を向いて・・・

たくさんの胞子を飛ばして、これからも周防大島の海を賑わせてくれたらなぁ、と思います。

胞子と言えば、ピンクが可愛いカギケノリも、
丸い胞子を蓄えています。

色も形も可愛いくて・・・、

この日は、ピンクのクロヘリアメフラシもそばにいました。

帰り道では、ニジギンポに出会いました。
そろそろ産卵の時期がやってくるのかな・・・。
とても楽しみです。

ホソエガサ

絶滅危惧種のホソエガサ。

ひっそりと、瀬戸内の砂泥に植わっています。

人魚のワイングラスという別称で、
ダイバーには人気があります。

緑のベネチアングラスみたいに、艶(つや)が綺麗です。

少し成長すると、緑の艶は、つぶつぶのマスカットのように
細分化されて、胞子となります。

枯れかけたホソエガサも、風情があります。

ホソエガサ

2017/08/27 周防大島 土居

絶滅危惧種のホソエガサ、

通称「人魚のワイングラス」。

土居の海辺、水深2-3mの泥地に、ひっそりと・・・

ほんとうに ひっそりと、

植わっています。

そんなに数はありません。

カイワレ大根よりも か細い茎に、根。

植わるというよりも、砂地にどうにか数本 根が絡まっている、

そんなイメージです。

 

土居の砂浜は砂泥が細かく、

少しの波で砂が舞い上がり、視界が悪くなります。

そして、細雪のように、パラパラと、

傘の上に降りかかる。

私の見たホソエガサはどれも、

その砂にまみれていました。

 

「人魚のワイングラス」というよりは、

「細柄傘-ホソエガサ-」。

その名がぴったりだと、思いました。

 

傘の骨々の間、

黄緑色の粒々が、胞子。

拡大すると、

マスカットのように

艶やかです。

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