ヒメイカのハッチアウト

2022/05/14  水温14℃
山口県周防大島

待ちに待った、ヒメイカの赤ちゃんの孵化です。

膨らませかけた紙風船のように儚くて、

でも、しっかりと意思を持って、海原へ旅立っていきます。

目が合う個体には、警戒されてしまい、ハッチアウトに立ち会えない・・・
ヒメイカあるあるです・・・。

また、来年が楽しみです。

ヒメイカの赤ちゃん。

山口県周防大島 水温14℃

ヒメイカのハッチアウトのシーズンが、近づいてきました。
今日は、1匹だけでしたが、ハッチアウトを確認しました。

これから水温が1、2℃上がってくると、一気にピークが来るのかもしれないな、と思います。

とはいえ、まだまだハッチまでは長くかかるであろう、初期段階の透明な卵もあり・・・

目ができたばかりの、赤目の卵もたくさんあります。

この目が銀色になったら、ハッチアウトです。
もうしばらくですね。
楽しみな季節です。

しかし、大人のヒメイカたちは、ハッチアウトピークの頃には、
姿を消してしまいます。世代交代前の、最後の輝き・・・
ここぞとばかりにたくさん写真を撮りました。

表情があるので、ヒメイカを撮るのは面白いです。

帰り道では、一休み中のアナハゼの若魚や、

綺麗なエビに出会いました。

一期一会です^^

*****
The story of Setouchiの、YOUTUBE版もぜひ、
ご覧くださいませ💕

ヒメイカのハッチアウト

2021/5/16  周防大島 水温16℃

お昼時くらいが・・・、
ハッチアウトの多い時間帯なのでしょうか・・・。
1本目と2本目の間の休憩時にハッチアウトしてしまうことが多いです。笑。

というよりも、
とても小さな赤ちゃんですが、
タイミングを見計らいつつ、
こちらをよく観察しているのでしょうね。

私の方からよく見える卵はなかなかハッチアウトせず、
大抵、陰になっているところや、死角となっている場所から、
すーっと、ハッチアウトしていきます。

そんなところにも、いたんだね、
というような、視野の端で、
風船の小さな小さな破片が、ふわっと見えたかのように感じると、

ハッチだ、と、頭が理解した頃には、飛び立っていることも多いのです。

卵の頃は、小さく小さく丸まっているので、
海に漕ぎ出す時の姿は、少しだけ、大きく感じられます。
とても、可愛いです。

ヒメイカのハッチアウト

2018/5/12 土居 水温15.4℃

アマモの花びらが、散る季節・・・。

ヒメイカの卵の中の眼が、大分、赤くなってきました。

ハッチアウト直前の個体は、足が分かれ、体に赤い斑点ができ、

目も銀色です。

この日の午前中、じっとその、銀色の瞳にカメラを構えていると、

ひょこっ・・・、死角になっていた別の場所から、いきなり一匹、

ハッチアウト。

一瞬の出来事で、シャッターを切れたのは、この一枚だけでした。

そして狙っていた右下の個体は、私が一度海から上がり、タンクを変えている間に、ハッチアウトしていました・・・

また来年、チャンスがあることを祈って、

次はハッチの瞬間を、見届けられたらな、と思います。

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