地家室海域公園。

2124/09/08 山口県周防大島 地家室海域公園 水温23℃

今日のファンダイビングでは、エントリーしてすぐ、フレリトゲアメフラシに出会いました。

左側が頭ですが、卵を抱えており、産卵中のようです。

卵のアップです。産みたての卵は、透明の膜に包まれていました。

卵保護中のタコにも出会いました。

真っ赤な眼ができたばかりの、つやつやの卵、

銀色の目玉ができかけている卵、

体の斑点模様が浮き上がった卵など、
異なったステージの卵を観察することができました。

少し泳いで、アワサンゴの森に到着しました。

この時期は、体内に、プラヌラ幼生を宿しています。
茎の部分の、黄色い粒が見えるでしょうか?

ポリプの中にも、ころころと、たくさんの黄色いプラヌラ幼生がいます。

可愛いですね^^
今が旬ですので、皆様、ぜひ見にきてくださいね!

少し離れた場所ですが、海中花、ウミヒルモの花も咲いていました。

こちらは、そろそろ旬が終わりそうで、たった二つだけ、なんとか見つけることができました。

まだまだ、暑い日が続きます。
海の中は、とても気持ち良いですよ^^
皆様のお越しを、お待ちしております。

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アワサンゴの森のスライドショーです💕

 

 

海中花、ウミヒルモの開花。

2023/09/04 , 2023/09/10 山口県上関&周防大島 水温24℃

海中に咲く花、ウミヒルモの花は、背の高さが爪楊枝ほどの
小さな、美しい種子植物です。

その宝石のような蕾が少し緩み・・・、

赤紫の花弁の隙間から、寒天質のような白い花粉が溢れてきました。

それは糸を引くように、水の流れに乗ってゆらゆらと広がっていきます。

内側で膨張する花粉の重みに耐えきれなくなった頃、

花びらが、こぼれるように開きました。

その姿は、さながら、小さな間欠泉のようです。
噴火したミニチュアの火山のようだとも思いました。

このような瞬間を目にしたのは初めてだったので、とても、感動しました。

開いたウミヒルモの花は、上から見ても、可愛らしいです。

反り返った花びらは、菫色のように見えたり、
もっと硬質な、アメジストの紫色のように感じられたりもしました。

光に当たるとキラキラと輝いて美しく、癒されるので、長い間、じっと見つめてしまいます^^

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山口県周防大島、
地家室海域ニホンアワサンゴ群生地スライドショーです💕

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ウミヒルモの花

真夏の海の中の、海中花。

近くに寄ると、花びらが綺麗な紫色であることに、気付きます。
ひっそりと咲いているため、見つけると、嬉しくなります。

波立つと、花びらが揺れる・・・。
来年も命を繋げて、またその姿を見せてほしいなと
思います。

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