春・・・アマモの花の光合成。

山口県上関(瀬戸内海)/水温12℃

底をついた水温が少しずつ上がり、春めいてきました。

私が待ち望んでいたアマモの花が、やっと咲きました!

水中で光合成をして、気泡を蓄えています。

花びらも、気泡も、キラキラしていてとても綺麗です。

太陽の向きと、手持ちのライトの角度によっては、
その気泡に、隣のアマモの姿が映り込みます。

それが、水晶玉みたいに、とても美しいのです・・・。

散った花びらは、海の中をゆっくりと、漂います。

この花びらを写真に撮らないと、
私の中で、その年の春は始まりません。笑。

今年も観察することができて、嬉しいです。

絡まり合って、落ちていく姿も素敵です。

アマモ場を散歩していると、
アマモに着陸したクラゲの仲間がいました。

ヒューンと、足を下ろして、休憩中のようです。

アナハゼの子供も挟まって一休みしていました。

アマモは浅い場所に生えるので、ついつい、長居して潜っていると、
色んな情景に出会うことができます。
春の楽しみの一つですね^^

春と言えば、実家のカイドウ(海棠)が今年も咲きました💕
私の、世界で一番好きな花です。

また今度、ブログか動画で取り上げることができたらなぁ、と、
思います。何度見ても、可愛いです・・・。笑。

***

👇こちらは河津桜の写真集です💕
桜色が大好きな、わたしの趣味全開の動画です。
ぜひご覧になってくださいね💕

ヒメイカの産卵を探して・・・

2021/4/24&25 周防大島 水温15度

いつものビーチ・・・。
今日は天気が良くて、
浮遊しているアマモの花びらが、光を反射して
とても綺麗でした。

ヒメイカの捕食も久しぶりに観察できました。
哀れなワレカラが、くしゃくしゃになって
捕まっています。

がっちりと掴んで、離しません。

次に捕まっているのは、甲殻類でしょうか。
ヒメイカはその獰猛な足で、獲物を取り込み、折り曲げ、
体液を吸い尽くすのだそうです。

今度も大きなワレカラなのか、よくわかりませんが、
捕まった獲物が、アマモに爪を引っ掛けて、
抵抗しています。

そして、目くじらを立てて探している時より、
他のことで遊びながら散策していると見つかるのが・・・
ヒメイカの産卵です。笑。

生まれたての透明な卵が、瑞々しく・・・、

卵の周りの粘液のようなものも、
絞り出し、千切るようにして、アマモに
植えつけているように見えます。

色々な足の動きがあります。

この個体は、アマモの幅が太かったからか、
卵を3列にして産んでいました。

いつも見ているよりは、卵がちょっと雑に配列されていて、
ヒメイカも一匹一匹性格があるのかな。

今日は、気持ち良さそうなオスのヒメイカもいました。
1センチくらいの個体で、綺麗に色が出ていました。

潜りやすい水温になってきましたね。

ヒメイカの産卵/アマモの花びら

2021/04/18  周防大島 水温14度

北西の風が強い日でした。
ヒメイカの産卵を探してエントリーすると、

アマモの花びらが、ひらり。

綺麗だなぁ、と思います。

この日は中々ヒメイカのメスに出会えず、
半ば諦めて、かっこいいエビを撮ったりしていると、

その50センチほど向こうに・・・

産卵中のヒメイカがいて・・・、

慌ててカメラのセッティングをするのですが、
手が凍えていて、思うように動かせないのでした。

ひとつぶ ひとつぶ、
とてもゆっくり産んでいくので、
本当は、あまり焦る必要はないのですけどね。

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