アミメハギの抱卵、スズメダイの卵保護など

2025/07/21 山口県周防大島 地家室海域公園 水温20℃

猛暑日が続く7月ですが水温は20℃。
海の中はひんやりと、快適です。
冬に比べるとやや少なめですが、ウミウシもまだ見ることができます。

アワサンゴの森を歩くアズキウミウシ。

ミルの枝の上で休憩中のコノハミドリガイ。

シラユキウミウシ。

アカボシウミウシ。

そしてちょっと黒ずんでいる…かなり大きめのゴマフビロードウミウシなど。

生物たちの行動も夏らしくなってきました。
アマモの葉に産みつけた、極小の卵を保護する、アミメハギ。
卵はまだ透明に近く、産みたてのようです。

こちらは、今晩にもハッチアウトしそうに熟れた、黒い卵を保護しているアミメハギ。頻繁に卵をつついて、その汚れを取ったり、新鮮な水流を送ったりと忙しそうです。

スズメダイも、黄色の粒々の美しい卵を、そこかしこに産んでいました。

産みつけられたばかりの卵は、艶々としており、とても綺麗です。

スズメダイのオスが、卵に口を近づけて、世話をしています。

アワサンゴも、水温が下がりきった春先では、色も薄く、
このように、触手もヒヨヒヨな個体が多く見られたのですが、

水温が上がるごとに、ふっくらとしてきて、元気な姿を見せてくれています。

茎のような部分の根元には、黄色い筋のように見える生殖腺が、はっきりと観察できる個体が増えています。

来月になれば、アワサンゴのプラヌラ幼生に出会えるかもしれません。
楽しみです!!

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Love & Blueは、少人数制のガイドが基本ですが、カメラを扱う上級者のゲスト様から、ダイビングライセンスを取ったばかりの初心者のゲスト様まで、幅広くご案内させて頂いております。もちろん、ライセンス取得もできます!
この夏、皆様にお会いできる日を、楽しみにしております♪





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アワサンゴの森のスライドショーです💕

 

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