2023/09/04 , 2023/09/10 山口県上関&周防大島 水温24℃
海中に咲く花、ウミヒルモの花は、背の高さが爪楊枝ほどの
小さな、美しい種子植物です。
その宝石のような蕾が少し緩み・・・、
赤紫の花弁の隙間から、寒天質のような白い花粉が溢れてきました。
それは糸を引くように、水の流れに乗ってゆらゆらと広がっていきます。
内側で膨張する花粉の重みに耐えきれなくなった頃、
花びらが、こぼれるように開きました。
その姿は、さながら、小さな間欠泉のようです。
噴火したミニチュアの火山のようだとも思いました。
このような瞬間を目にしたのは初めてだったので、とても、感動しました。
開いたウミヒルモの花は、上から見ても、可愛らしいです。
反り返った花びらは、菫色のように見えたり、
もっと硬質な、アメジストの紫色のように感じられたりもしました。
光に当たるとキラキラと輝いて美しく、癒されるので、長い間、じっと見つめてしまいます^^
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山口県周防大島、
地家室海域ニホンアワサンゴ群生地スライドショーです💕
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