ジョーフィッシュの求愛行動。

2022/7/24  周防大島 水温21℃

まだ薄暗い、早朝の海底です。
ジョーフィッシュのオスが、見たことないほどほっぺたを膨らませて、ただならぬ様子でした。

すると、次の瞬間、巣穴から体を伸び上がらせて大ジャンプ。

尻尾から巣穴に戻る時も、顎が外れそうなほど口を開けています。

シルト質の泥地の巣穴から、バサ、バサ、と垂直に飛び出すので、
その度に白灰色の砂埃が舞い上がり、さながら小さな怪獣のようです。

ハッチアウトの時とは違い、飛び出す時の体の向きは一定ではないようです。
正面向きに飛び出た時は、一体何が写真に写ってしまったのかと・・・笑

奇想天外な姿に、びっくりさせられました。

このジョーフィッシュのオスの巣穴の周りには、複数のメスの巣穴がありますが、どのメスに求愛しているのかな、と考えてしまいますよね。

大きく開いた口を正面から見せたいのか、エメラルドグリーンの婚姻色が出た体側面を横から見せたいのか・・・。どうなんでしょう。どっちもかな?

思ったより高いジャンプ、そして思ったよりは滞空時間があります。
一拍ずれたかなというシャッターの切り方でも、まだジョーフィッシュの体がしっかりと、写真に写っていたりします。捕食の時の飛び出し方とは、明らかに違うんですよね。

小さな魚の、大迫力の舞台はとても見応えがあり、とっても感動的しました。

普段はとても可愛らしい、愛嬌のある魚なのですが、真夏の早朝に、砂を吐くような勢いで空に向かって飛び出していたとは・・・笑。
6年くらい、この魚の住むビーチを潜っていますが、まだまだ知らないことだらけだなぁ、と思いました。

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昼間の海も、生物の活性が上がり、夏らしくなってきました。
皆様のお越しをお待ちしております^^