2021/5/1 周防大島 水温15度
今日も、出会い頭、ついつい撮ってしまうのは・・・
どこにでもいるけれど、ハオコゼの目です。笑。
目の周りの模様が素敵です。
ダイビングを始めた頃は、その目をちゃんと見たことがありませんでした。
でも、こんな模様だったんだ、と、自分で撮った写真を見て初めて気づき、それが水中写真を始めるきっかけとなりました。釣りでいつも足蹴にされていた魚を、「取るに足らない生き物」と思うのは、私の目にかかっていた、ただのフィルターだったんですよね・・・。
さて、今日探していた本命の、ヒメイカの”卵”の中の目・・・ヒメイカの赤ちゃんの目も、私が面白いなぁと感じているものの一つです。とても小さいので、なかなか肉眼では見づらくて、これも、写真ならではの楽しみ方かもしれません。
上の写真は、4月11日の産卵の写真ですが、あのとき透明な球状だった卵が、20日後の今、どうなっているのか・・・定点観測です。
よく見ると、細胞分裂して、少し形ができているようです。
とても小さい、ヒメイカの赤ちゃんの目が見えます。
兎の眼のように赤くて、つぶらで、可愛いです。
横から撮って見ると・・・
ちょっと分かりにくかったかもしれません・・・。
まだまだこれから、体の模様が出てきて、足が分かれてきて、
赤かった目が、銀色になって・・・
ギラギラしてきたら、ハッチアウト。
銀色の目は、光を反射するので、もっと難しいです。
またリベンジしようと思います!