2022/6/19 周防大島 水温17℃
俄に、海の中が夏めいてきました。
生物たちが活性化してきて、スズメダイは先日の大潮で、産卵していました。
卵保護をしている父親スズメダイは、卵のお世話で大忙しです。
新鮮な海水を、胸ビレを使って卵に当てたり、
口を使って、卵に付着しそうなゴミを取り除いたり・・・
綺麗な卵は、親スズメダイの、そんな努力の証なのかもしれません。
目が出てきたので、孵化まで、あと数日でしょうか。
ヒメギンポのオスも、綺麗な婚姻色を出して、活発に動き回っていました。
メスの周りをくるくる回って、求愛中のようです。
白化のアワサンゴは数が少なくなりつつあり、
もう少しで本来の色を取り戻しそうな、薄い緑色のアワサンゴを見ると、
水温が上がってきたんだなぁ、と感じられます。
マトウダイも、今年はお初でした。
ウミウシの卵も、そこら中に産みつけられています。
ヒラムシやウミウシたちは、
何だか皆んな、大きくなってきた・・・というか、丸々と肥えてきたなぁ、という印象です。
上を見つめる大きなカサゴも、たくさん見かけました。
久しぶりにマクロのカメラを持って、アワサンゴの森を潜りましたが、
とても気持ちの良い一日となりました^^
*************
The Story of Setouchi
YOU TUBE版
写真撮影のイメージ作りに、ぜひご活用くださいませ^^
👇アワサンゴ群生地 スライドショー(ワイド撮影)
👇アワサンゴとウミウシ スライドショー(マクロ撮影)