ニジギンポの卵保護

2025/10/25  山口県周防大島 地家室海域公園 水温22℃

陸はすっかり秋模様。
しかし、水温はまだ22℃もあり、海の中を暑く感じるくらいでした。

アワサンゴの森では、ニジギンポが卵保護をしていました。
キラキラの金色の卵が、とても綺麗です。

産まれたてのオレンジ色の卵もありました。

卵を大切そうに守る、ニジギンポの父親。

胸ビレを使って、新鮮な水を卵に送ります。

ニジギンポは、顔つきがとても可愛らしいですよね。

近くには、この海では少し珍しい、カミナリベラもいました。

今、アワサンゴの森には、今年着底したばかりの、ミニミニアワサンゴをたくさん観察することができます。

数ミリほどの大きさですが、岩肌をよく見ると、所狭しと小さなアワサンゴが植わっています。

色は褐色で地味かもしれませんが、

横から見ると、透明感があって、とっても綺麗です。

プロペラみたいで、可愛いですね。

砂地では、秋だけ見ることができるヒイラギが、何千と群れを成していました。

ライトを当てるとキラキラと輝いて、まるで、アルミ箔の紙吹雪みたいだと思いました。

小さなアミメハギや、

キスの若魚など、

秋らしい、稚魚や若魚の群れをたくさん見かけることのできた一日でした!

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アワサンゴの森のスライドショーです💕

 

季節来遊魚。

山口県周防大島 地家室海域公園 水温20℃

今年は、季節来遊魚として、ハタタテダイがやってきてくれました。

地家室で見たのは、私は初めてです。
くりくりと動く目が、とてもキュートなお魚です。

カワハギのそばにいたり、

メバルと一緒にいる姿というのも、珍しいのではないかな、と思います。

今年、越冬したのではないかと疑っている、キンチャクダイも、大分大きくなっています。瀬戸内のホンダワラの海藻のそばを、南国風の色鮮やかな魚が泳いでいる風景というのは、不思議な感じがします。

季節来遊魚ではないけれど、秋になると、たまに見かけることのあるお魚もいました。

ひめじです。餌を探す途中で口ひげに他の魚が当たってしまうと、苛立ちを隠せないのか、前方の魚を追いかけ回していました。笑。

ライトが当たるとキラキラ光るヒイラギの群れも、秋の風物詩と言えます。
とても綺麗なのです。

この美しさを、どう撮ったらいいのか、マクロレンズでは写すだけで精一杯だったので、また次回の楽しみにしたいな、と思います^^

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山口県周防大島、
地家室海域ニホンアワサンゴ群生地スライドショー💕

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