明けましておめでとうございます!

明けましておめでとうございます。
いつも当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
本年も、より一層精進して参りますので、どうぞ宜しくお願い致します!

一年でアワサンゴが、最も美しい季節がやってきました。

ポリプが伸び、色は鮮やかな緑で、絨毯のように岩肌をアワサンゴが覆います。

水も濁りが減ってきて、白い浮遊物も少なくなり、
ワイド撮影が楽しみな季節でもあります。

スズメダイなど、魚の群れも多いです。

大体巣に隠れて見えないコケギンポの胸ビレが、ちらっと見えて、美しかったので、色々とカメラの設定やライトを試してみました。

体に対して、少しばかり、大きめの巣穴でした。


アワサンゴを見下ろせる、素敵な住処ですね。

ミニミニサイズのコケギンポもいました。

ゴマフビロードウミウシも、元気そうに歩いていました^^

死滅回遊魚の季節…ソラスズメダイ、キンチャクダイの幼魚、ミノカサゴ。

山口県周防大島 水温21℃

私がダイビングを始めてから、そして、この周防大島の海を潜り始めてから、あと一ヶ月で、7年になります。

ほぼ毎週末、潜っているのですが、この海で初めて、ソラスズメダイに出会いました!

たった1匹だけ、

普段、見慣れていない、カラフルなカラーのお魚です!(笑)

死滅回遊魚ですので、潮流に紛れてやって来た後は
冬を越えられずに死んでしまう可能性が高く、

そういう意味では、切ない気持ちになります。

背後にアワサンゴのある、この場所が気に入ったようで、何日も同じ場所に留まっています。

ここではお馴染みの灰色のスズメダイと一緒にいる姿を見ると、
とても不思議な感じがします。

すぐそばには、同じ死滅回遊魚の、キンチャクダイの幼魚がいました。

こちらは、冬の風物詩、毎年ここに何匹か漂流してくるので、
いつも楽しみに待っています。

すばしっこくて、すぐにアワサンゴや岩の影に隠れてしまい、思わぬ場所から、また出てきたりします。

そして、今日、同じく死滅回遊魚のミノカサゴもいました。
こちらも、私は初めてここで見ました。

ミノカサゴにとってはこの水温は寒いのだと思われます。
とても弱々しく飛び立って行ったので、追いかける気には、なれませんでした。

帰り道には、体がまだ透けているキヌバリの幼魚がたくさんいました。

そして、繁殖期が終わり、ズタボロのキヌバリの父親。

婚姻色の、ごんぶと、巨大、ニシキハゼ(30センチくらい)。

お腹がパンパンのニジギンポ。

コウイカ

最近、日増しに距離が近い、コブダイ

一休み中のカサゴ

小さなイトヒキハゼ

素晴らしい家に住んでいるコケギンポ。

今だけの、旬な生物もたくさんいます!
ぜひ遊びにいらしてくださいね^^

***

 

周防大島、秋の海

周防大島 水温21℃

浅瀬では、カマスの群れ。

そして、キヌバリの幼魚。

波打ち際のコケギンポ。

キュウセンは、幼魚が段々と大きくなってきました。

死滅回遊魚のキンチャクダイ、近年は大型化しているように感じます。
年々暖かくなってきているからでしょうか。南国調の魚がホンダワラの森に住んでいるというのは、不思議な感じがします。

シロウミウシと、今年産まれたアワサンゴの赤ちゃんたち。

今年の夏に産まれたジョーフィッシュ。

ジョーフィッシュを撮っていると何故か寄ってくる、ホシノハゼの若魚。

婚姻色の黒染めが綺麗なニシキハゼのオスと、ペアリングしているメス。

こちらを警戒するニシキハゼのペア。

この時期のオスの尾びれはとても綺麗です。

陸は霜月・・・
ですが海中はまだまだ暖かく、快適です。

こけぎんぽ天国。

レモンの森は、実は、コケギンポ天国です。

崖一帯にアワサンゴの絨毯が広がる中、

小さな岩穴に、たくさんコケギンポがいます。

↑ このコケギンポは、水深13mのボトムより少し上・・・

巣穴から見下ろすと、眼下にふっくらとしたアワサンゴの花畑が

見渡せる場所に、住んでいます。

↑ 一方、オレンジが鮮やかなこの子は、

立派なアワサンゴの塀にぐるりと囲まれた、高台の平地に。

まだ小指ほどの大きさでかなり小さく、若い子です。

↑ 最後に、垂れ下がったアワサンゴの下、

隠れるように住んでいるこの子について。

私が知っているだけでも2年以上ずっと、ここに居ます。

普段は、長いアワサンゴが、カーテンのように厚く上から覆いかぶさり、

正面から巣穴の入り口は見えません。

しかし、潮流が強い日などは、カーテンが右へ左へ流され、

上に捲れあがってしまい、巣穴が露わになってしまうことが、あります。

すると、驚いた顔をするんですね。笑。

どの子も、可愛いですよ。

イソギンポとコケギンポ 

1/13  金魚のしっぽ

比較的、流れのあるポイントである

「金魚のしっぽ」では、

イソギンポがたくさんいます。

頭の上の皮弁・・・眼上皮弁が、

潮に流されて、ヒューヒューとはためきます。

右から左に、少し強めの潮が流れています。

皮弁がひらひら。あ、こっち向いた。

イソギンポは結構、好奇心が旺盛な魚で、

目が合こともう多く、うれしいです。

外を見つめるイソギンポ。

小指よりも小さい個体でした。

 

次に、皮弁の形が、

イソギンポよりもモサモサとしている

コケギンポ。

イソギンポの住んでいる岩より、

少し深い場所にいました。

巣穴から少し、顔を出して、辺りの様子を伺うと・・・

バッ!

体を半分ほど乗り出しました。

この後、巣穴の中でしたと思われる「うんち」を、

器用に外に掃き出したのでした。

写真に収められず、残念。

また、リベンジです!

 

 

 

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