12月28日 レモンの森
レモンの森の浅瀬が、キヌバリの幼魚で賑わっています。
お腹の向こう側の景色が透けて見えるほど、透明な体。
キヌバリの特徴である、黒のラインが目立ちます。
この時期、キヌバリの幼魚は群れで生活しているようですが、
一定の距離を保ちつつ逃げて行くので、なかなか近づけません。
この時は、20匹ほど群れていましたが、
私がカメラを向けると、スイ~スイ~と、微妙に遠のいて行ってしまうのでした・・・。
あれ。群れの中に、頭が黄緑色の幼魚・・・。
裸眼で見た時、私は最初、別の魚がキヌバリの群れに混じっているのだと思っていました。
しかし、家に帰って写真を拡大してみると、黒い縦線がちゃんと見えます。
↑そしてこちらの個体は、黒のラインが大分出ています。
こんな風に少しずつ、色づいていくのですね。
この子達も、キヌバリの幼魚だったとは。
こちらは、「金魚のしっぽ」で同時期に撮影した、
もう少し成長した キヌバリの若魚です。
同じ周防大島でも、産卵や孵化の時期が、少し、違うようです。