レモンの森は、実は、コケギンポ天国です。
崖一帯にアワサンゴの絨毯が広がる中、
小さな岩穴に、たくさんコケギンポがいます。
↑ このコケギンポは、水深13mのボトムより少し上・・・
巣穴から見下ろすと、眼下にふっくらとしたアワサンゴの花畑が
見渡せる場所に、住んでいます。
↑ 一方、オレンジが鮮やかなこの子は、
立派なアワサンゴの塀にぐるりと囲まれた、高台の平地に。
まだ小指ほどの大きさでかなり小さく、若い子です。
↑ 最後に、垂れ下がったアワサンゴの下、
隠れるように住んでいるこの子について。
私が知っているだけでも2年以上ずっと、ここに居ます。
普段は、長いアワサンゴが、カーテンのように厚く上から覆いかぶさり、
正面から巣穴の入り口は見えません。
しかし、潮流が強い日などは、カーテンが右へ左へ流され、
上に捲れあがってしまい、巣穴が露わになってしまうことが、あります。
すると、驚いた顔をするんですね。笑。
どの子も、可愛いですよ。